睡眠時無呼吸症(SAS)とは
睡眠時無呼吸症(SAS)とは、寝ている間に無呼吸が繰り返される病気です。この病気のほとんどは、睡眠中に気道が閉じてしまう閉塞型タイプで、いびきはその前兆といえます。
適切な睡眠が取れていないことで日中強い眠気を感じたり、無治療のまま放っておくと生活習慣病を招いたり、悪化させる恐れがあるため、早期発見・早期治療が大切になります。
泌尿器科でなぜ睡眠時無呼吸症(SAS)の治療を行うのか
睡眠時無呼吸症候は、夜間頻尿の原因になっているため、原因を取り除くために睡眠時無呼吸症(SAS)の治療も同時に行っています。
また、院長自身も睡眠時無呼吸症の治療を受けており、症状や検査方法なども周知しているので、より詳細に診察や診断を行うことができます。
睡眠時無呼吸症の検査について
簡易検査機器自宅配送サービスを利用し、ご自宅で簡単に睡眠中の呼吸の状態を測定することができます。
測定は簡単で、施設指定業者から検査機器が送付されるので、その検査機器を一晩眠る時に装着するだけです。
検査の流れ
受診
受診していただき、日中の眠気・睡眠中のいびきなどの症状を詳しくお聞かせいただきます。
自宅に検査機器が届きますので、付属の手順書にしたがって、機器を装着します。
検査
就寝時、手と顔にセンサーをつけ、眠っている間の血液流の酸素濃度を調べます。
検査機器の返却
測定完了後、検査機器を同封の着払い伝票を使用して返却します。
再受診
検査結果のレポートを元に、呼吸状態と血液中の酸素濃度の変化を総合的に評価し、SASの疑いがあるかどうかの判断をいたします。SASの疑いがある場合には別の検査を受けていただく場合もあります。